韓国メイクには、生まれつき目が大きくなくても、顔が小さくなくても可愛らしさやキレイさをレベルアップしてくれるポテンシャルがあります。
やや上がり気味の平行眉、ソフトでマットなピンク色のふんわり肌、丸みを帯びた色っぽい唇。そんなメイクで気分が上がれば、一日中美女オーラに包まれながら過ごせるはず。
この記事では、韓国メイクのなかでもナチュラルなのに盛れている、「ソウル女子」の最新のスキンケアとメイクを紹介します。
スキンケア、ベースメイク、カラーメイクの3つのカテゴリーで説明していますので、ぜひ参考にしてください。
最近のソウル女子はこんな風にスキンケアしている
メイク前のスキンケアで、ツヤとうるおいを充実させると、ベースメイクの完成度が格段に上がります。メイクのもちも跳ね上がるので、ファンデの厚塗りの必要はありません。
以下にそのプロセスをまとめました。
①トナーパッドで角質をオフする
スキンケアの最初に角質ケアで肌をなめらかにすることにより、ベースメイクが美しくなじみます。
②導入美容液をなじませる
次に、あとに続くスキンケアの入りをよくするために、導入美容液を顔全体になじませハンドプレスを。
➂ミストタイプの保湿剤を使う
ここでのミストの保湿はあくまで軽めに。顔から20㎝程度離して顔全体にいきわたるように。
④シートマスクでキメを整える
肌のトラブル(赤みや炎症)を落ち着かせ、保湿効果もあるシートマスクを使いましょう。肌に水分が入り込みキメが整います。
⑤アンプル美容液で弾力を高める
顔全体にアンプル美容液を薄く広げ、しっかり保湿できている肌にぷるんとした弾力をプラス。
⑥クリームでしっかり閉じ込める
肌に入れ込んだ水分や栄養分をクリームで閉じ込めます。メイクに影響しないように少量を丁寧に伸ばしていくイメージで。
以上の6つのステップで、肌にツヤとうるおいの下準備が完成しました。
※トナーパッド|丸いコットンに化粧水や美容液をしみ込ませたもの
※アンプル美容液|一般的な美容液よりも美容成分が高濃度に配合された美容液
ソウル女子の毛穴レス肌はこのベースメイクで実現
ソウル女子のベースメイクは、プライマーのW使いで実現できます。
素肌かと思わせるようなつるんとした肌を目指し、さらにファンデでセミマットに整えればパーフェクトです。
ベースメイクは以下の流れになりますが、指ではなくブラシやスポンジで薄く均等に整えるのがコツです。
- プライマー1|うるおいのある下地を毛穴が気になる部分に
肌をうるおすことで毛穴をフラットにします。頬、小鼻まわりにうるおい下地をのせる。
- プライマー2|トーンアップ下地を顔全体と首までのせる
トーンアップ下地はブラシをすべらせながら塗ると均一な薄膜ができやすい。そのあとスポンジで軽くたたいて。
- コンシーラー|目まわり、小鼻まわり、口角にコンシーラー
赤みやクマ、くすみが気になる部分にコンシーラーを塗り、スポンジでたたいて整える。
- クッションファンデ|クッションファンデはブラシ塗りがベスト
毛穴が気になる部分はブラシを立ててくるくる塗り。そこ以外はすべらせながら顔全体に。付属のパフで押さえて密着力をアップして。
- 微粒子パウダー|顔から首まで微粒子パウダーをオンして
パフにパウダーをとり軽くもみ込んで、顔全体から首までのせる。サラサラにしてメイクずれの防止を。
※プライマー|ベースメイク前に薄い膜をつくることで肌の凹凸を整える
カラーメイクは色っぽさと品の良さで美人度アップ
ソウル女子メイクは、メイクを濃く見せず、まろやかなコーラルやピンクを重ねるのが特徴です。そうすることで、目をぱっちり、唇をぷっくり魅せます。
さらにシェーディングとハイライトで美しい骨格もメイクします。
<Eye>
眉は少しだけ角度をつけて、知的さをさりげなくアピールします。まぶたはコーラルピンクのシャドウで上品に盛り、繊細な細いアイラインで魅惑的な眼差しを演出します。
<Lip>
ソウル女子のトレンドは、ほのツヤリップと、輪郭より少し大きめなふっくらリップの相乗効果で色っぽさを主張します。
ここからは、パーツ別にメイクのポイントを紹介します。
フェイスラインと鼻にシェーディングを仕込む
鼻横の影ラインで鼻根をほっそり見せ、鼻の頭はVの字に影を入れてシュッと細さを演出します。あごのラインは正面から見たときにVに見えるように描きます。
やり方のポイントはペンタイプのシェーディングでこめかみからあご先、鼻筋の横、鼻先にラインをひきます。そのあとスポンジでかるくたたいてなじませましょう。
影色は広げすぎると肌色が濁って見えるので注意してください。
アイブロウは毛流れをそろえ描き足し整える
アイブロウは、眉全体をブラシでとかし、毛が足りない部分はペンシルで描き足しします。そのあと、アイブロウマスカラで眉の色を均一にしたら、眉尻の上下をコンシーラーで整えて完成です。
やり方を以下にまとめました。
- スクリューブラシで眉全体をとかして毛流れを整える
- ペンシルで足りない部分に毛を描く
- 眉尻から眉頭へとブラシを動かした後
- アイブロウマスカラを毛流れにそってオン
- 眉頭の毛は上向きに整える
- コンシーラーをブラシにとり眉尻の上下にオン
(眉尻のアウトラインがシャープに見える)
リップの立体感もチークの血色もツヤめきが命
リップは、リキッドリップをブラシで二度塗りします。
まずブラシで全体に薄く塗り、内側に重ね塗りすることで立体感をアップさせます。
チークは、ほおの真ん中に艶めくような血色をのせましょう。
ほおの中央に横長の楕円になるように、ふわっとチークをオンします。最後にブラシの側面で薄くぼかすのがナチュラルに見せるコツです。
リップの立体感もチークの血色も、ナチュラルにツヤめきを盛ることが一番大切です。
メイクはアイシャドウをいかに盛るかで決まる
アイメイクは、メイクのクライマックスです。見た目印象を左右するアイシャドウ・メイクのフローを紹介します。
<1>淡い暖色シャドウでベースをつくる
アイホールと涙袋は暖色シャドウで淡くぼかした後、明るめの暖色でベースを整え、くすみは払拭する
<2>やや濃いカラーで横幅を拡張する
やや濃いカラーを二重幅と涙袋にぼかして使い、さらに上下の黒目から目尻まで重ね塗り、目尻は1.5センチ延長
<3>アイホールに柔らかな影色をつくる
柔らかな影色で上まぶたのきわを締め、目尻は長めに。アイホールに重ね塗りして、彫り深を強調する。
<4>ジェルライナーでインサイドラインを
ジェルラインは主張控えめに描くのがポイント。上まぶたの目幅に合わせてインサイドラインを引く。
<5>リキッドで目尻に長めのラインを引く
目の床とほぼ平行になるように目尻にラインを引く。目尻の終点は1センチほど延長すること。
<6>まつ毛の上下両方にマスカラを塗る
まつ毛を上げたらマスカラをオン。下からだけではなく上からも塗るとカール力が強化。
<7>ラメは飛び散らないようあとのせする
ラメは飛び散らないようにアイメイクの最後で。目頭から黒目まで、涙袋の中央にのせる。
<8>ハイライトで立体感をさらにアップする
仕上げに、鼻根、鼻先、目尻下、唇の山の上、あご先にハイライトをのせる。光効果でさらなる立体感を狙う。
まとめ
ここまで今どきソウル女子のメイクについて紹介しました。
ソウル女子が目指しているのは、韓国メイクの最新アイテムを駆使しながら、上品さと色っぽさの両立、丁寧につくりこむことで「すっぴん」よりもナチュラルに仕上げることです。
少しでも、あなたらしいメイクのための参考になっていれば幸いです。
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