男性はヘアスタイルで薄毛・顔悩みを解消できる!イケメン印象の演出も

メンズ美容

 

髪は顔を構成する要素のなかでも面積が大きいため、そのスタイリングは見た目印象を大きく左右します。

年齢とともに薄くなった、額が後退しているなどの悩みがあって、自分の顔をより好印象に見せたいと考えるならヘアスタイルにこだわることが必要です。特に外で活動することが多い男性にとって、風や湿気、汗などによるヘアスタイルの乱れは避けて通れません。

この記事では、顔のコンプレックスを軽減しながら、くずれにくく多少くずれても元に戻りやすいというポイントを押さえた男性のヘアスタイルについて紹介します。

 

イケメンのへアスタイルはここがポイント

イケメン印象を高めるためのヘアスタイルには、3つのポイントがあります。

  • 頭を含む顔の輪郭は卵型にする
  • 薄毛印象を改善するなら毛流れを意識する
  • ボリュームを出したいならマイナスイオンドライヤーは使わない

それぞれについて説明しましょう。

頭部は卵型がベスト

頭部を卵型にすると立体感が生まれ、小顔効果も出るため、一番イケメンに見えるシルエットだとされています。

理想の卵型にするには、頭頂部に高さを出し、サイドは広がりすぎないように気をつけること。後頭部に丸みをつくり、えり足にくびれをつくると、360度どこから見てもキレイな卵型に見えるようになります。

以下に、タイプ別の卵型のつくり方をまとめました。

  • ハチ張り|ハチの毛量を抑えつつトップの毛を立てる
  • ゼッペキ|つむじ周りの毛を立たせ、えり足はピタッと抑える
  • 薄毛|ほかの部分の毛を寄せるだけではなく残っている毛を立たせる

ハチとは側頭部の髪のことです。加齢とともにここのボリュームが目立つ方が増えてきます。

現状とのギャップが大きいときは、プロの美容師さんに要望を伝えてスタイリングしてもらいましょう。その後、そのスタイリングをキープする方法をとるのが楽で確実です。

毛流れを意識する

髪のボリュームをコントロールするときに意識してほしいのが「毛流れ」です。ボリュームを出したいときには毛流れに逆らって髪を立たせ、逆にボリュームをおさえたいときは毛流れに沿って髪をねかせます。

特に薄毛が進行して気になる方は、この毛流れを利用することで薄毛をカバーしましょう。

まず、毛がどのように生えているかを確認するため、スマホで自分の頭部を前後左右で撮影して確認してください。

このときクリップなどで持ち上げて撮影すると確認しやすくなります。

ハチの毛が下向きに生えているなら下向きになでつけて押さえ、トップの薄さが気になるなら毛流れと逆にしてボリュームを出します。それからスプレーかジェルで固定して完了です。

またトップのボリュームアップで気をつけてほしいのが「つむじ」です。前や下向きに流れている場合は、毛流れに逆らって根元を起こすようにスタイリングすればボリュームアップを狙えます。

ドライヤーの使い方

ここではボリュームをおさえるときと出したいときのドライヤーの使い方について説明します。

ボリュームをおさえる

洗髪後、髪を乾かすときに毛流れと同じ方向にドライヤーをあてて、つぶしておきます。スタイリング剤も毛流れに沿って、つぶしながらつけると、毛根がねてボリュームをおさえられるようになります。

ボリュームを出したい

ポイントは毛流れに逆らって盛ることです。

・ドライヤーで根元を立たせる
髪が濡れた状態で、毛流れと逆に髪を倒し、ドライヤーを温風→冷風の順であてて根元が立った状態にします。

・立たせた毛をふわっと戻す
立たせた毛を毛流れに沿ってふわっと戻し、薄毛が気になる部分やボリュームがほしい場所にかぶせてください。

・根元を立ててキープする
毛が細くてブローだけではキープが弱いときはスプレーを使用します。根元を立てた状態でキープスプレーを吹きかけます。

・根元を毛流れと逆に引く
根元が立ったら、毛流れと逆方向に引っ張り上げながら、ドライヤーの冷風でしっかり乾かしましょう。根元が立ちあがるパワーがアップします。

・根元に向かって逆毛を立てる
気になる部分の髪をとり、毛先を引っ張り、毛束の中間から根元に向かってクシでとかして逆毛を立ててください。

・こめかみはつまんだ毛束を引っ張る
こめかみは、つまんだ毛束を前方に引っ張り逆毛を立てます。こうすると気になる部分の密度が上がり、根元が濃く見えるようになります。

ボリューム出しにはマイナスイオンドライヤーは向かない

女性に人気のマイナスイオンドライヤーは、髪がしっとりとまとまりやすいという特徴があります。これは言い換えれば、ボリュームが出にくいということ。

マイナスイオンは、付着すると「うるおい」は感じますが、髪が重たくなりつぶれてしまいます。髪にパワーのなくなった薄毛・細毛の男性には向きません。

ボリュームを出したい男性は、マイナスイオンのON/OFF切り替え機能付きのドライヤーを使うようにしてほしいです。

 

イケメンを目指すためのアイテムと使い方

イケメンを目指すためのヘアスタイルに欠かせないのがスタイリング剤です。また最近のメイクアップアーティストの方は、メンズ美容にケープやドライシャンプーを使用するようになっています。

ここでは、ワックスの正しい付け方とおすすめワックス、ケープやドライシャンプーについて紹介します。

ワックスを正しく使う

ヘアワックスを使うとき、ほとんどの男性は髪の表面からもみ込んでいるのではないでしょうか。これだと、髪の表面や中間など毛先にばかりワックスがついてしまいます。

髪の毛は、毛根とともにワックスの重さでクタッと寝てしまいます。

正しい使い方は、指先だけにワックスをとり、地肌に近い根元にしっかりつけることです。トップはモヒカンをつくるくらいのイメージで、根元を持ち上げながらつけるのがポイントです。

またハチは、根元の毛流れに沿ってワックスをつけ、しっかりつぶしましょう。そして指に残ったワックスは、髪の表面を少し動かしたりまとめたりするのに使います。

以下にワックスの正しい使い方をまとめました。

  • 指先でワックスを少量とる
  • ワックスをすべての指先の第一関節までなじませる
  • 髪の内側から手指を通す
  • 地肌に近い位置で動かす
  • ハチの髪はねかせトップは根元を起こす
  • 残ったワックスで前髪を整える

つける順番は根元→毛先→前髪の順でつけて、髪の表面にはワックスをつかいないように。使用料はできる限り少なめで、1円玉サイズを目安にしてください。

おすすめワックス4選

ここでは、おすすめのワックスを4つ紹介します。あなたの髪質や好みで選んでみてください。

・髪形・毛質を選ばないクリームタイプ
適度なセット力とツヤ感が特徴。オールマイティな髪型に対応できて、初心者にも使いやすいです。

ワックス(クリームタイプ)

 

・繊細な髪や頭皮の人向きバームタイプ
髪を固めるようなセット力はありませんが、うるおいと微妙なニュアンス付けが可能になります。オーガニックなものが多いので、繊細な髪質や頭皮の方にもOKです。

ワックス(バームタイプ)

 

・簡単スタイリングのファイバータイプ
繊維を含んでいるので、糸を引くような伸びが特徴。髪になじみやすくスタイリングの調整が簡単。毛質はふつう~硬めの方向きです。

ワックス(ファイバータイプ)

 

・カチッと動かないできまるジェルタイプ
髪型のキープ力は圧倒的で、サイドの髪もしっかりおさえてくれます。分け目の立ち上がりを固定するなどカチッときめたいときにおすすめです。

 

注目のキープスプレー「ケープ」

年齢とともに薄くなったり散らかりだしたりしてきた髪にはケープがおすすめ。ワックスの質感はそのまま、パリパリしないスプレーです。

髪は細くなってくるとワックスの重さに耐えきれず、こまめに直しても毛がすぐにねてしまいます。ケープは質量が軽く、固定力の強さもあるのが売りで、毛がへたるということがありません。

つける位置はワックスと同じ根元になります。根元をホールドすることが髪を立ち上げるための基本です。

キープスプレーでボリュームアップさせるコツをまとめました。

  • 髪を持って立ち上げながら、根元に向かってケープを振りかける
  • 髪の表面ではなく内側からスプレーすることで自然さとキープ力が高まる
  • 前髪は少し浮かせた状態で内側からスプレーする
  • 前髪がふんわり立ち上がり、額にベタつくこともない

細毛・薄毛は内側からケープを仕込むことで、ふんわり立ち上がったボリューム感のあるスタイリングが可能になります。

ケープ

ドライシャンプーでサッパリする

髪がペタンとなる原因は頭皮から出る皮脂です。男性は女性より頭皮の皮脂分泌が盛んで、においの原因になることも多いです。

夏の暑い時期など、朝シャンしても夕方には髪がべたついて寝てしまうのが気になるという方は、ドライシャンプーがおすすめです。

シャンプーとは呼ばれますが、余分な皮脂を吸収するヘアケア剤です。頭を洗わなくてもすっきりとした頭とヘアスタイルを保つことができます。

携帯できる大きさなので、外出先や仕事中でも使えるように持ち歩くことができます。

ドライシャンプーもつけるのは根元中心になります。マッサージしながら頭皮になじませたら、タオルで軽くふき取ってください。

仕事や運動後のリフレッシュにも効果的なので、1本あればすごく重宝するはずです。

ドライシャンプー

 

イケメンを演出するスタイリングのコツ

女性が男性に髪形を見るとき、実は正面よりも、横顔や後ろ姿を見ています。後姿のカッコよさ、うつむいたときの横顔がメインなのです。

特に後頭部から首筋のシルエットがきれいだと、男性のセクシーさが強調され、イケメンを演出できます。

ここでは、イケメンを演出するためのコツを紹介します。

後頭部・横顔をキメる

理想のヘアスタイルは、後頭部にキュッとした丸みがあり、えり足がくびれた形です。

若いときは全体の毛量が多いので自然と丸いシルエットになりますが、年齢を重ねるとトップの毛が薄くなるのに、つむじより下の毛量は変わらないため、頭の形が悪く見えるよういになります。

後ろ姿や横顔をモテるシルエットにするためには、ワックスをつけた指でえり足からトップへと髪の根元を持ち上げていきましょう。こうすると、えり足はタイトにつぶれ、後頭部に丸く立体感が出ます。

意識したいのは、首筋がスッキリと見えること、横からのアゴのラインもシュッと見えることです。こうして全体のバランスが整うと小顔効果も期待できます。

前髪スタイリングでイメチェンする

女性が男性に惹かれる瞬間というのは、いつものイメージとのギャップを感じたときという話をよく聞きます。

いつも落ち着いた雰囲気なのに、ちょっとおちゃめな行動をしたり、逆にいつも軽いノリなのに男性らしい力強さを感じたりする瞬間に魅力を感じるということです。

この流れでいうと、男性のイメージチェンジは、やり方次第で女性を引きつけるための大きな武器になるはずです。ヘアスタイルでいうと、それを簡単にできるのが前髪です。

ここでは、代表的な4つの前髪スタイリングについて、どんなアピールにつながるかを説明します。

・前髪をおろす
前髪をおろし、できる限り立体感を意識すると若々しさにつながります。また前髪が額にはりついていると清潔感をそこなうので、根元を立ち上げた、ふわりとした前髪を目指しましょう。

・センター分け
センター分けは、縦ラインを強調するので、丸顔の人に似合いやすいヘアスタイルです。分け目横の毛を逆側に倒してブローして立ち上げると、イケメン度が格段にアップします。

・斜め分け
斜め分けは、前髪おろしとセンター分けのハイブリッド的なスタイリングになります。ここでも分け目を立ち上げることが重要です。ストレートに整えず、クセを生かしてもOK。いずれにしろTPOを選ばない便利なヘアスタイルです。

・前髪を上げる
前髪を上げると、キリっとした男性らしさをアピールできます。根元をキープスプレーやストレートアイロンで立ち上げ、毛先はワックスで毛束感を演出しましょう。

ここぞというとき、気分を変えたいとき、自分を元気にしたいときなどには前髪スタイリングでイメチェンにチャレンジしてみてください。

ヘアアイロンで髪年齢を引き下げる

見た目年齢は実年齢より下回りたいというのは、男女の区別なく、多くの人の持つ気持ちです。

髪の場合は、パサついて乱れやすい、ツヤがなくハリも失われているなどが老けて見られる原因になります。

これらの解消や軽減に役立ててほしいのが、ヘアアイロンです。根元をアイロンではさみ、毛先に向かって軽くすべらせるだけで、キューティクルが整いサラサラとした軽いツヤが生まれます。

短めの髪には扱いやすい小型のストレートアイロンがおすすめです。

ボリュームを出したいときは、その部分の髪をひとつまみして、根元から毛先に向かってヘアアイロンを通します。このとき毛流れと逆方向に毛束を引きながら行うと、根元が立ち上がりボリュームアップできます。

 

まとめ

ここまでヘアスタイルでイケメン印象をつくるためのコツを紹介してきました。ポイントは以下のようになります。

  • 頭と顔のシルエットは卵型にすること
  • ボリュームの調整は毛流れが重要
  • ワックスは根元につけることを意識する
  • 大人の男性の髪にはケープがおすすめ
  • 女性は後頭部や横顔にも注目している
  • イメチェンは前髪スタイリングで簡単
  • ヘアアイロンはツヤサラにも効果的

以上のポイントをおさえて活用すれば、あなたのイケメン度は格段にアップして、周囲からの評価は右肩上がりとなるでしょう。

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