メンズメイクでコンプレックスを解消!美肌印象と目力をプラスするコツ

メンズ美容

 

メンズメイクの基本は、ナチュラルでバレないことだと考えています。タレントでもアーティストでもない男性にとって、周囲の人にメイクしていることがわかるというのは何となく気恥ずかしいものなので。

ただメンズメイクには、コンプレックスやマイナス印象をカバーして、好印象に逆転させてくれるという大きな魅力があります。

「メイクの範囲は最小限に、効果は最大限を狙う」これがメンズメイクに求められるものでしょう。

この記事では、まずメンズメイクの重要なアイテム、コンシーラーとファンデーションについて紹介します。それから見た目印象の決め手となる目力をアップさせるメイクについて説明します。

「オシャレはしたいけど、メイクには抵抗がある」という男性にこそメンズメイクを検討してほしいので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

 

コンシーラーはマイナス印象をピンポイントで隠す

コンシーラーには、「隠すもの」という意味があります。カバー粉体という白色の粉体が配合されていて、それをシミや色ムラなど気になるところにピンポイントでのせて隠します。

顔全体に塗るファンデーションより、コツさえつかめば、自然に簡単に隠せるのが特徴です。

固形タイプにはカバー力が高いスティックと、色を混ぜることができて肌なじみの良いパレットがあります。その他にもチューブタイプのクリームや簡単に塗り広げられるリキッドペンシルなどがあります。

肌のノイズ

男性の肌には隠したいものがたくさんあります。ひげ剃り跡、シミ、くすみ、目の下のクマなどです。

これらを美容のプロたちは「肌ノイズ」と呼んでいます。男性の肌ノイズは、ベースメイクのコンシーラーで隠すのが手っ取り早くて効果的です。

コンシーラーは、分かりやすく言うと、油分を多くしてカバー力を高めた部分用ファンデーションということになります。

ピンポイントで隠せるので、顔全体に塗るファンデーションよりナチュラルに仕上げやすいです。

できればコンシーラーは、2色以上そろえてください。気になる部分をまず濃い目の色で消して、その周りに肌色に近い色をのせて、境目をぼかしてグラデーションするのがコツです。

以下に、コンシーラーの使い方の一例をまとめました。

①素肌よりかなり濃い目のブラウン系のコンシーラーをシミにのせる
②塗る範囲はシミよりも少し大きめにする
③肌色に近い色のコンシーラーを②を縁どるようにのせる
④ブラシで2色の境目を少しずつまぜていく
⑤さらに境界線をなじませる
⑥なじませた部分をスポンジでやさしくたたいてぼかす

ぜひ自分で試して効果の大きさを実感してください。

青いひげ剃り跡

肌ノイズの中でも特に厄介なのが青いひげ剃り跡です。ひげが濃く、剃っても青みが残るのは、皮膚の中のひげが透けて見えるからです。

この青みを隠すには、オレンジのコンシーラーを塗るのが効きます。オレンジは青の補色で、青を打ち消す役割をしてくれます。

このとき使うコンシーラーはパレットタイプにして、やや大きめのブラシを使いましょう。広範囲の青みをあっという間に消すことができます。

コンシーラーを使う前に、最新のシェーバーで丁寧にひげを剃ることを忘れないでください。

下記は、ひげ剃り跡を隠す一般的な手順です。

①オレンジ系の濃い目のコンシーラーをファンデーション用筆で、ひげ剃り跡よりやや広めにのせる
②肌に近い色のコンシーラーで①を囲む
③2色を混ぜすぎないように、筆で境目を軽くぼかす
④メイクスポンジを使い、②で塗ったコンシーラーの周囲を素肌となじませる
⑤続けて全体的に、メイクスポンジで、こすらずに軽くたたいてぼかす
⑥メイク用パウダーをコンシーラーに重ね、スポンジでなじませ落ちにくくする

髭剃りやひげケアから卒業したいという方は、永久脱毛という選択肢もあります。最近の脱毛は、すごくリーズナブルになっているのでぜひ検討してみてください。

コンシーラー

 

ファンデーションで顔色をワンランク明るく見せる

気になる肌ノイズをピンポイントで隠すのではなく、顔色をワンランク明るくしたい、健康的に美しくしたいというときはファンデーションに挑戦しましょう。

ここでは、ファンデーションの効果的な使い方について紹介します。

リキッド・BBクリーム

顔全体のレベルを上げるには、ファンデーションを使います。特に液体状のリキッドファンデーションやBBクリームがおすすめ。

ファンデーション類を塗るときは、「ファンデーション用の筆」を使いましょう。

少量を筆で薄く伸ばすのがキレイに仕上げるコツです。

筆を使えば、メンズ特有の毛穴の大きな凸凹にもファンデを入れ込むことができて、ムラなくのばすことができます。

また顔全体に均一に塗るのではなく、ファンデを顔の中心につけ、筆で周囲に伸ばすのが鉄則であることを覚えておいてください。

ファンデーション類の使い方

手の甲にファンデーションを出す

①そこから少量を筆でとり左右の目の下に鼻筋をまたいでのせる
②肌にのせたらスポンジになじませる
③鼻の中心から放射状に広げるように軽くトントンとたたいてのばす
④ファンデは輪郭ギリギリまでは塗らない
⑤両目の外側くらいまでなじませるのがGOOD

顔いっぱいに塗らなくても、肌の印象は格段にアップするはずです。

リキッドブラシ

シェーディング

顔が大きく見えたりむくんだりしているときに、すっきり見せるのが「シェーディング」です。肌より暗い影色のパウダーを塗り、コントラストで顔を一回り小さく見せるという裏技です。

シェーディングは、光が当たったときにできる陰影の位置に描きます。

顔の横幅を縮めたいなら、もみあげを延長するように、もったりとしたアゴをシャープに見せたいときはアゴの骨の裏をなぞるように塗ります。

以上のような方法なら塗っていることがバレませんし、この2か所を意識するだけで顔はシュッと引き締まります。

このときも、少量を筆でとり、さっと伸ばすのが上手にやるコツです。

パウダーファンデーション

 

アイラインとまつ毛カーラーで目力アップする方法

目力がある眼差しは、精悍で若々しく、できる男の印象を演出してくれます。

目が小さくて細いから印象が薄く見られると悩んでいるなら、バレない最小限のメイクで目の印象アップに挑戦しましょう。

ここでは、隠しアイラインとまつ毛カーラーの2つのテクニックを紹介します。

隠しアイライン

目が細くてキツく見える、小さくて顔の印象にメリハリがないというときには、アイライナーとマスカラで目の輪郭を補正しましょう。

自然な影となるようにグレーとブラウンの中間色のアイライナーで、目尻に極細の隠しアイラインを引いて、きれ長のセクシーな目に整えます。

さらに目尻だけにマスカラをつければ、パチッとした大きさの色っぽい陰影が演出できます。

アイライナーのつけ方のコツは、黒目の外側から目尻にかけて、まつ毛の生えギリギリに塗ることです。マスカラは目尻にだけ、まつ毛を持ち上げるように塗りましょう。

アイライナー

マスカラ

まつ毛カーラー

もう少し目力をプラスして、見た目印象をアップしたいというときには、バレないのに効果抜群のまつ毛カーラーを使いましょう。

まつ毛カーラーは、女性がマスカラを塗る前に使うアイテムです。これで目尻のまつ毛をカールアップさせます。

このメイク以前レベルのひと手間が、目を一回り大きく見せ、メリハリのきいた目元印象を作り上げてくれます。特に年齢のせいでまぶたがたるんで下がってきたという方におすすめのテクニックです。

カーラーは部分用のものを使ってください。目尻のまつ毛だけをピンポイントでキレイにカールできるので。

まつ毛カーラー

まとめ

最小の範囲で最大の効果を目指す、メンズメイクの基本について紹介してきました。

  • コンシーラーとファンデーションをうまく使い分けること
  • どちらも少なめに塗ってぼかし、あくまでナチュラルを目指すこと
  • 目力は、アイラインとまつ毛カーラーでつくれるということ

以上がポイントになります。

洋服のコーディネートや持ち歩く小物にこだわるように、ちょっとだけメイクすることで、あなたの男性としての魅力は確実に上がります。

 

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