シニアの私が副業Webライターで月10万稼ぐためにやっていること

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私は地方在住で、昭和34年生まれの60歳です。45歳で結婚し、47歳でひとり娘に恵まれました。

人生の大半をノープランで過ごしてきた私は、日々成長していく娘の姿を見て、生まれて初めて将来について考えるようになりました。50代の半ばを過ぎてからのことです。

気がついて見ると、心にも通帳にも余裕はありませんでした。

そこで、何か副業を始めようと考えたとき、私のなかで3つの条件がありました。

・資金ゼロではじめられる
・自分のペースでできる
・好きなことを活かせる

これらの条件をクリアしたのが、Webライターです。元々、文章を読んだり書いたりするのが好きだったということも好都合でした。

私の本業は造園・土木関連の営業で、業界での経歴は30年近くになります。

Webライターという副業は、まったくの畑違いですが、それが気分転換になり、本業・副業双方に良い影響を与えていると考えています。

この記事では、Webライターを副業にして3年目の私が、月10万円稼ぐまでにやってきたことを、とにかく具体的であることを念頭に、紹介していきたいと考えています。

これからWebライターを目指したい人、始めたばかりの人にとって、少しでも有意義な記事となっていれば幸いです。

 

副業Webライターで稼ぐために必要なこと

クラウドソーシングなどでライティングの仕事を探す場合、仕事の内容紹介には、文字単価と1記事あたりの文字数が明記されています。1文字0.2円の仕事を1週間で1万字執筆して2,000円ですが、1文字1円なら1万円です。

本業を終えてからパソコンに向かい頑張った、同じ1週間で、この差が生まれます。単価の高い仕事をやりたいですよね。

ただ、単価の高い仕事ほど難易度は高く、ライバルは多くなりますが。

ここでは、副業Webライターが高単価を狙うために身につけるべきスキルについて解説していきます。

Webライティングで必要なこと

Webライティングに必要なのは、ユーザーに響く記事であると同時に、検索エンジンのGoogleに気に入られる記事を書くことです。

文章をうまく書ける人の記事が、そのままネット上で上位表示されやすいわけではありません。

Webライターに依頼される記事(コンテンツ)は、ネット上に公開されることを前提にしています。雑誌や書籍にあるような文章を書くこととは、似て非なるものなのです。

副業Webライターを始めた頃、この辺の認識が甘く苦労した経験があるので、ここで強調しておきます。

また、Webライターは、クライアントの意向を記事に反映させなければなりません。

Webライターの書いた記事の著作権は、特別な契約がない限り、報酬が支払われた時点でクライアントのものになります。

クライアントの指示はないが、こうすればさらにユーザーにクライアントの意向を伝えることができるという提案以外、クライアントの指示は絶対です。

Googleに気に入られる記事をライティングするときに重要になるのが、キーワードとタグです。

クライアントによっては、記事の中に○○というキーワードを何個以上入れるようにと指定してくる場合もあります。

キーワードは、Googleのロボットがクロールしてネット上の記事を「読む」ときのポイントの1つになります。「キーワードはお金」という人がいるくらい、キーワードは大切なもので記事の核心です。

タグとは見出しのことで、h2とかh3で記述されるものです。タグには、検索意図に沿ったキーワードを必ず含めるのですが、過剰に含めすぎないことも、ユーザー視線を保つ上で重要です。

クライアントが、タイトル(h1)や大見出し(h2)を準備して、Webライターはそれに対応した小見出し(h3)と本文だけを書くケースもあります。

記事を執筆する前にタイトルやhタグを決めておくのが、Webライターの記事執筆の定石です。そのほうが分かりやすく読みやすい記事になりますし、字数の配分なども上手くいくからです。

Googleは、以上のポイントを押さえた、スラスラと読みやすく飽きさせない記事を上位表示させる傾向があります。また、読み終えたユーザーがすぐに行動を起こせる記事になっていれば、クライアントからの評価も自然に高まります。

Googleツールは必須アイテム

Webライターにとって、Googleツールは欠かせないものにないものです。

Googleはさまざまなビジネスツールを公開していて、無料で使うことができます。Chrome、Gmail、カレンダー、ドライブ、フォームなど、ざっと思いつくだけで20種類はあります。

例えば、クライアントからの依頼内容はGoogleスプレッドシートで、納品はGoogleドキュメントでということが増えているのです。

ExcelとWordに共有機能がついた感じのもので難しくはないので、使った経験のない方は、ザクっと概要だけでも確認しておいてください。

検索エンジンはGoogle Chrome、メールはGmailを使えるようにしておきましょう。

とにかく、まず、Googleアカウントを取得して、必要になったGoogleツールをいつでも使用できる状態にしておくことです。

WordPressに直接入稿する

クライアントが運営しているウェブサイトに、直接入稿する依頼というのもあります。

直接入稿は、1文字あたりの単価が比較的高くなります。ただ、そのサイトの雰囲気、すでに公開されている記事のスタイルなどを考慮しながら記事を書かなければなりません。

画像や文字装飾、図表まで必要となれば、さらに単価アップが目指せます。

そのためには、WordPressを使える必要があります。なぜかというと、クライアントの多くが、WordPressでサイトを作っているからです。

WordPressの市場シェアは、世界中で作られているサイトの3割を占め、CMS(ContentsManagement System)に限って言えば、6割を超えています。

ちなみに、日本では、CMS市場において、8割以上がWordPressで占められている状況です。

圧倒的とも言えるこの人気を支えているのは、オープンソース(無料)であり、拡張性に富み、自由度が高いところです。

WordPressの特徴は、テーマとプラグインにあります。

テーマとは、デフォルトの状態のWordPressにインストールすることで、そのサイトの機能やデザインがいっぺんに変わってしまう、高機能テンプレートのようなものといえるでしょう。

ちなみに、テーマに関しては、有料のものが多いです。プラグインは、さらに細かな機能を追加させたいときにインストールします。

どんなテーマも操作方法のベースは一緒ですから、1つでいいので完全に使いこなせるようにしておきましょう。

そうしておけば、あとは多少の応用で対応できます。

クライアントのシステムに入力する

クライアントが用意した独自システムに直接入力して納品するケースもあります。

クライアントのライター専用サイトにアクセスし、自分が書けそうなタイトル(文字数指定あり)を選択し執筆を開始するのです。執筆される記事を割り当てられることもあります。

ここからは、各クライアントによって違うのですが、本文中に使用するキーワードの数や見出しの仕様、本文の入力方法などが決まっていて、その条件をすべてクリアしないと完成にならないケースがほとんどです。

1文の文字数指定や画像の選択方法、SNSからの引用方法など、事細かに指定されているものも多いですが、慣れてしまえば、同じような作業の繰り返しなのでコンスタントに稼ぐことができるようになります。

ポイントは、記事が掲載されるサイトのコンセプトと入力システムが、自分の好みや気性にあっているかどうかです。無理をしても時間の効率が悪くなりますし長続きしませんから、自由度が高い記事執筆にこだわる方にはおすすめできません。

Wordで下書きはストレスフリー

私は、納品スタイルがどんなものであれ、まず、Wordで下書きします。これはまったくの個人的見解ですから、参考程度の扱いで構いません。

Webライターにとって文字数は報酬と直結していますが、Wordに文字を入力していると、自分が今、何文字書いているか分かりますし、範囲指定すれば特定箇所の文字数も確認できます。禁則処理や簡単な「てにおは」の間違いは表示され、校閲機能もあります。

目次や索引、注釈の挿入もできて、修正履歴や更新記録も残せます。

アウトライン機能を使って、記事構造を明確化させながら書けるので、Webライターの記事執筆に非常に向いているのです。

パソコン画面の左側がWord、右側がGoogle Chromeというのが、調べながら書く必要がある場合の私のスタイルです。

Wordで下書きして、それを必要な部分ごとにGoogleドキュメントやテキストにコピペしていくのが一番効率良く、ストレスフリーで納品できます。

Chatworkで報連相

クライアントとの報告・連絡・相談は、通常、クラウドソーシングサービスのメッセージで行うのですが、最近では、Chatworkでのやりとりを要望されることが増えています。

Chartworkは、タイムラグやセキュリティ、転送できるデータの容量などに問題が起きにくく、お互い承認し合った特定の相手(複数可)と、1つのフォルダーを共有しているイメージでやりとりができるのです。

ChatworkのID取得は、Webライターにとって必須のものになりつつあります。

副業Webライターが稼ぎ続けるために

これからWebライターを目指す人のために、要望の多い案件についてとクライアントからNGをもらわないために注意すべき点について見ていきます。

要望の多い案件とは

私は現在、5社のクラウドソーシングサービスに登録していて日常的に新しい案件をチェックしていますが、その中で、依頼が多いと感じている案件のジャンルを紹介しておきましょう。

まず、転職に関するものが多いですね。職種は、医師や看護師、保育士から、ITエンジニアや飲食店関係まで多種多様です。

次に副業についてが多く、これには、FXや株式投資なども含まれます。

転職・副業についての記事は単価が高いです。

転職・副業と双璧をなすのが、マッチングアプリ関連でしょうか。婚活や恋活、出会い系など、求められる内容は多彩で、トレンドをリサーチする能力やリアルな体験が求められます。

ただ、今ピークを迎えている感じで、ライターも飽和状態だと分析しています。

安定して募集されているのは、美容や健康に関するものです。スキンケアやコスメはもちろん、サプリメントやダイエット関連は、途切れることなく依頼があります。

美容・健康系記事の傾向としては、体験型レビュー形式のものが多いですから、私には手に負えないものも多いのですが、ランキング形式や口コミ分析などで勝機があります。

クライアントからのNGについて

私は、Webライターとして、1度だけNGをもらったことがあります。副業Webライターを始めて間もない頃です。

クライアントは、ある建設関連の企業からWebサイトの運営を請け負っていました。その案件は、私の本業と重なる部分があり、意気揚々と記事を執筆したのですが、それが災いしました。

私は自分の経験と実績をもとに記事を執筆したのですが、記事の中で紹介した施工方法が、その企業のやり方と違っていたのです。私の大きなミスでした。

事前にもっとリサーチすべきだったのです。

副業Webライターにとって一番大切なのは、個性や独自性ではなく、クライアントの意向を記事の中に表現することにあります。

クライアントの要望する記事を執筆するための事前準備や手順を惜しまないこと。これをモットーにしていれば、クライアントからのNGというのはあり得ないはずです。

副業Webライターが月10万円稼ぐために

この記事も、いよいよこのクライマックスです。ここでは、副業Webライター初心者の私が、月10万稼ぐためにやったことを紹介していきます。

目標を設定する

月10万円稼ぐには、1文字1円の記事を月10万字執筆するということです。

クライアントの要望するレベルの記事を、コンスタントに1日3,000字以上書き続けなければならないことになります。当然、単価の高い仕事の割合が増えるほど、書かなければならない文字数は減っていきます。

ある程度Webライティングでの執筆に慣れ、執筆に費やす時間を一定時間確保できるようになってからも、月10万の壁をブレイクスルーできずにいた私は、いくつか目標を設定しました。

・本業のすき間時間を副業に利用する
・平日の執筆時間を最低3時間は確保する
・休日は執筆時間を8時間以上確保する
・複数の案件(3件~5件程度)を同時進行で執筆する
・クライアントのリピーターを増やす努力をする

以上のことを実践することで、副業の成果は格段にアップし、月10万を達成することができたのです。

副業のための時間を確保する

Webライターにとって、記事執筆だけが仕事ではありません。クライアントから依頼があった記事を書くためのリサーチも大切な仕事です。

依頼された内容についてネットや紙媒体で調べるのは、本業のすき間時間を利用しましょう。スマホやタブレットを活用して、そのデータを、帰宅してから記事執筆の参考にするのです。

帰宅してから就寝までで2~3時間、早朝から出勤までの1~2時間を副業のために割くことを習慣にしました。

私は、現在、平日でも5時間は副業のための時間にしていて、休日ともなれば1日に10時間以上はパソコンに向かっています。

ただ、ここで注意してほしいのは、やみくもに睡眠や休憩の時間を削ることです。それでは本業に悪影響が出てしまいますし、健康にも良くありません。

少なくとも本業の収入が生活のベースであるうちは、本業を優先することをおすすめします。私の実体験からのアドバイスです。

それから、家族や恋人とのコミュニケーションも忘れずに。これが意外と仕事の効率を上げてくれます。

案件を切らさない

どんなに副業のための時間をつくっても、案件が手元になければ報酬は得られません。常に複数の案件、少なくても3件以上は同時進行で、違うジャンルの記事を執筆することに慣れてください。

そのためには、クラウドソーシングを使い倒し、経験値を積むことしかありません。

とにかく毎日、新着をチェックし、挑戦できそうな案件には積極的に提案・応募していくのが案件を切らさないコツです。契約が成立しなくても気にせず、次の案件をどんどん探していきましょう。

また、1度でも納品完了したクライアントは、その後もフォローを続けて、書けそうな案件募集を始めたらメッセージを送ってアクセスしてみましょう。あまりしつこいのはいけませんが、待っているだけでもダメです。

まとめ

副業Webライターとして稼ぐには、必要なスキルを身につけること、時間をいかに効率的に使うかを常に考えて行動することが大切です。

副業によって収入を得るということは、3万でも5万でも、気持ちに大きな余裕が生まれます。私の場合は予想以上に大きな変化で、笑顔でいる時間が増えた気がします。

それに、自分の書いた記事がネット上で公開され、報酬をもらえるってすごいことだと思いませんか。Webライターは、読むことや書くことが好きな方なら、絶対に挑戦してみる価値のある副業です。

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